新しい平和教育を切り開く

-清水功也氏の実践にみる現代日本の平和教育と新しい地平-

【内容の骨子】

清水功也を駆り立てるもの-動機と原点

a.生い立ち、家族、小中学校時代-二度の海外体験
b.キリスト教愛真高校の全寮制生活で受けた平和教育
c.大学時代・・・運命の教員免許取得

教員時代-従来の平和教育の実践と葛藤

三つの出会いが転機に…
a.「先生、これ何?」b.「UNICEFのポスター」c.「伊勢崎賢治を知る

モデル授業-リアリズムと緊張感

少年兵の出現、ソフトターゲットなど変化した現代の戦争・紛争の実態

ビジョン、ライフワーク…「平和教育」から「総合社会科教育」へ

トピックス中心の「スポット授業」から「通年カリキュラム化」を目指す

清水功也(しみず・いさや)氏 プロフィール

1975.5.13和歌山県和歌山市生まれ。中学3年まで和歌山市内で暮らす。高校は全寮制の私立キリスト愛真高等学校(島根県)へ。大学は1998年明治学院大学国際学部国際学科卒。教員免許を取得、1997年6月に母校の高校で教育実習。大学卒業後、母校で専任の社会科教諭(在職期間6年)。退職して立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程へ。2006年修了、同年4月から和歌山県海南市立海南市高等学校の非常勤講師。2007年から東京女子大学非常勤講師、東京都町田市教育委員会(嘱託)として勤務、現在に至る。